不良小学生の俺らが友達の父親を襲撃した結果➡︎ 予想してなかった展開に!!

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「今日から転校生がきたんだ。
いいか?みんな仲良くしてやれよ~」
「わかってるよ~。席が一個多いもん!男?女?」

「焦るな。今、紹介する。坂倉~。入ってこい~」
クラスみんなの視線が扉に注がれる。
 
横に座ってる山田花子を7~8発蹴られたような顔したブスは
「出会いの予感♪」などと、狂おしいほどに
イカれた言葉を汚い口から吐いたのを覚えている。
 
扉が開き一人の少年が下を向いたまま入ってきた。
 
髪が無造作というよりかは、むしろぐちゃぐちゃといった表現が近い
耳まで伸ばした黒髪に、二重でやや釣り上がり気味の目。
顔は面長で細く引き締まり、やや大人びた顔立ち。
キツネ顔のホストのような男にクラスの連中は目を奪われる。
「うわ~♪」「きゃ~♪」という黄色い声援というよりかは
もはやピンクに近い天井に突き抜けるような悲鳴を女子達があげ
その声を聞いただけで男子数人は既に不愉快そうな顔をしてる。
普通の転校生だったら自己紹介で
オロオロ戸惑い上手にしゃべれず
緊張感を丸出しにするのだがこの坂倉は違った。
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