「あそこ曲がる前に伏せて」
「は?」
「さっきの道に戻る前に伏せて。座席の前にしゃがみ込んで。荷物も」
「ええ?なんでですか?」
「後で説明するから。俺がいいと言うまで動かないで」
訳が分からないまま
俺は言う通り足元にしゃがみ込んだ。
バッグも下に落とした。
運転手はちらっとこっちを見て
「そのままでね」と言った。
窓の外は空しか見えない。
やがて右に曲がったようだった。
直進する。
続きは次のページにてご覧ください。
金もないのにタクシーの運転手に無理やり乗せられた!しかし車内で背筋の凍る事実を聞かされる・・・
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