僕が開けている引き出しは、きっと彼女の情報がつまった……そんな入れ物なんだろう。
僕(じゃあ、その引き出しを全部開ける事ができたら……思い出せるのか?)
電車に揺られながら、僕はそんな事を考えていた。
心の仕組みなんてわからないけれど、僕は彼女の事を知りたい。
それだけが、僕の体を動かしている。
僕(……で、その引き出しってどう開ければいいんだろ?)
心の問題?
僕にそんな知識は無い。
僕(こういうのは心理学や精神科医……かな?)
僕は電車を降り、会社に向かって歩いていた。
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見知らぬアドレスからメール!誰かは教えてくれないけどやりとりし続けていたら記憶の奥に封印していた想いが溢れ・・・
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