307: ◆51UnYd7yHM 2012/06/14(木) 18:38:17.59 ID:gbVTowXAO
ペンションの庭
非リア「何、話って?」
A子「いやぁ・・・そのぉ・・・・・・特に話もないんだけどぉ。」
非リア「?」
A子「上見てぇ。」クイッ
非リア「上?」チラッ
非リア「あっ!!」
A子「・・・。」
非リア「うわぁ・・・」
A子「星ぃ・・・すごくね?」
非リア「すごい・・・図鑑の写真みたいだ。」
A子「これもねぇ、ここの魅力なんだぁ。非リア君にこの事教えるの忘れてたなぁと思ってぇ。」
非リア「その為にわざわざ?」
A子「迷惑ぅ?」
308: ◆51UnYd7yHM 2012/06/14(木) 18:38:47.10 ID:gbVTowXAO
非リア「あっ、違うよ! そういう意味じゃない! すごく嬉しいよ。なかなか空なんて見上げないから、ずっと気付かなかったし。」
A子「ふふ。良かったぁ。」
非リア「うわぁ・・・」マジマジ
A子「あんまり見上げてると首こるよぉ?」
非リア「良いよ。地元に帰ったらこんな星空見れないもん。首がこるぐらい平気さ。」
A子「明日の昼には帰っちゃうもんねぇ。」
非リア「そうだね。」
A子「・・・なんかぁ、寂しいねぇ。」
非リア「うん。ずっとここにいたいねぇ。」
A子「二人でねぇ。」ポツリ
309: ◆51UnYd7yHM 2012/06/14(木) 18:39:42.64 ID:gbVTowXAO
非リア「えっ? なんて?」クルッ
A子「あ、うぅん。何でもなぁい。」
非リア「?」
A子(どうしよぉ。ヤバい。マジで緊張して言えないしぃ。)
非リア「A子ちゃん。ありがとう。」
A子「えっ?」
非リア「こんな素敵な場所に連れてきてくれて。そして、僕に手を貸してくれて。」
A子「うぅん。気にしないでぇ。あたしも超楽しかったしぃ。」
非リア「約束、絶対守るよ。冬に一緒に来ようね。今年は受験だから無理だとしても、来年には。」
A子「あっ、うん。絶対だよぉ。」
非リア「うん。絶対。」
続きは次のページからご覧ください!!