A子「あっ、はい。そうですぅ。」
オーナー「よし。じゃあ、4時になったら仕事を始めよう。それまでは自由にしてくれて良いよ。それで、君達の部屋なんだけどね、うちにはバイト部屋が一つしかないんだ。」
A子(マジぃ? 非リア君と相部屋ぁ?)ニヤニヤ
オーナー「だから、バイト部屋はA子ちゃんに使ってもらって、非リア君は悪いんだけど、離れを使ってもらえるかな?」
A子「・・・。」ガクッ
非リア「あっ、はい。わわわ、分かりました。」
オーナー「普段は物置なんだけど、ちゃんと寝泊まりできるように整理はしといたから。ごめんね。」
非リア「い、いえ。ぼぼぼ、僕はどこでも、かま、構いませんから。」
午後6時半 厨房
オーナー妻「はい、非リア君。このお皿達に順に盛り付けていって。」サッ
非リア「はは、はい!」テキパキ
オーナー「盛り付け終えたらこっちへ回して。」
ガチャッ
A子「4番テーブルさん、魚料理完了ですぅ!」
オーナー「OK! じゃあ6番さんは僕が行くから、次は5番さんのご両親とお姉ちゃんにレギュラーサイズ、弟君にキッズサイズ、それぞれ持って行って。」
A子「はぁい!」スタスタ
非リア「さささ、魚料理、ぜぜ、全部盛り付け完了です!」
オーナー妻「はいはい。ありがとう。じゃあ、お次はこの肉料理に野菜を盛り付けていって。」
非リア「わわ、分かりました!」テキパキ
ガチャッ
A子「5番さん完了でぇす! 」
オーナー「A子ちゃん。空いてるお皿があったら下げてきて。多分、そろそろ2番さん辺りのサラダが空く頃だから。」
A子「はぁい!」スタスタ
オーナー「いやぁ、良いね、君達。」
非リア「えっ? なな、何がですか?」
オーナー妻「非リア君もA子ちゃんも、作業の覚えが早くて助かるって話よ。」
非リア「いや・・・そそそ、そんな・・・」
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