【親愛の関係】ゲーセンで出会った不思議な女の子の話←こんな事ってあっていいのかよ・・・

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107: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:33:14.65 ID:WuLtuWlB0
そこにはポップンやら音ゲのキャラクタ、あるいは格ゲーキャラクタの絵があった。とても可愛らしい絵柄で、おれは素直にいいなあ、と思った。
絵柄的には誰だろう…chancoさん辺りに近かったと思う。俺「わああ!すごい上手いですね!」彼女は満面の笑みになった。
彼女「ありがとう。」
彼女「私はただ本当にアーケードのゲームが大好きなだけ。」

しかしそれでもまだ合点がいかないことだらけだった。
なんで泣いていたのかがどうしても気になった。

108: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:37:41.80 ID:WuLtuWlB0
俺「でも、本当に上手いですね。大好きな絵柄です!」
俺「やっぱりそっち関係を本当は目指していたんですか?」

彼女「ま…ね」
俺「そうなんですか…でもこれだけ上手かったらきっとまたチャンスありますよ!
俺は絶対応援しますよ!」

彼女「いや、もうそういうのは描かないって決めたことだから」
俺「? どうしてですか?」

115: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:43:09.08 ID:WuLtuWlB0
彼女「君は若くて、絵が大好きで、きっといい子なんだろうね。」
俺「え、はい、あの…」

彼女「ダメなんだよ、気安くそう優しい事言っちゃ。」

いつになく真剣な顔になったので、怖かった。
目が真っ赤になっていた。
彼女「君はダメだ…。ダメダメだ。」

ダメダメって言われたのが妙に覚えている。

彼女「じゃあね、今日はここまでで。付き合ってくれてありがとう。」
帰り際にコピックマルチライナーを俺に手渡して、そそくさと去っていった。

俺は呆然として、追いかけることもできなかった。

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