【親愛の関係】ゲーセンで出会った不思議な女の子の話←こんな事ってあっていいのかよ・・・

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378: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 23:59:06.36 ID:WJObiXhX0
それからの日々は割と穏やかに進んでいったと思う。
でも、俺は残された時間が迫ってきているのを感じていた。
病室で彼女に会えない時間が、苦しくて仕方なくなってた。
頻繁に病院に泊まるようになった。
いつのまにか、大学はまったく行かなくなっていた。379: 名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 00:00:02.19 ID:PzbDXNom0
もうだめだ・・・・・・・・・・・
もう・・・・画面がみえねぇ
386: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 00:06:39.84 ID:VEa4UjXG0
彼女が病院にもどってからしばらくすると、俺の誕生日が近づいていた。
そして、その約一ヶ月後に、彼女の誕生日だった。

俺は自分の誕生日の日にも、いつもと変わらず病室に向かった。
彼女にはちょろっと教えていたが、前日にも何も言われなかったし、
きっと忘れているだろうな、と思ってた。

病室に着くと、彼女がニヤニヤしていた。
その日はいつもよりだいぶ元気そうで、俺は驚いた。

392:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/18(水) 00:18:30.58 ID:VEa4UjXG0
彼女のお母さんが冷蔵庫からケーキの箱を取り出して、
小さなショートケーキを3つ取り出す。彼女は「おめでとう!」と言った。

俺が「ありがとうー」とビックリして言うと彼女はそのまま歌い出した。

「きょうはとくべつなよるさー!すてきなーゆめをみれたらなー!」
それはフジファブリックのbirthdayだった。
歌ってこちらを見て笑った。
ありがとう、と言って頭を撫でると、彼女は「わんわん」と小さく言った。
お母さんがいるから恥ずかしかったのだろうか。

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