【親愛の関係】ゲーセンで出会った不思議な女の子の話←こんな事ってあっていいのかよ・・・

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225: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 19:43:01.93 ID:WJObiXhX0
彼女を傷つけたらだめ、少しでも無理させたらダメ、そう決めていた俺は必死だった。
もし何かあったら全てオレのせいだ、そう思っていた。
駅を降りて、必死でタクシーを止める。
さすがの彼女も諦めて、
「ごめんね…ごめんね…」と繰り返していた。俺は必死だった。
俺「急いで、〇〇方面に向かってください!」彼女の自宅だった。227: 名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 19:48:12.96 ID:x28GwwOWO
>>225
GJ過ぎる

228: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 19:48:38.09 ID:WJObiXhX0
この時、タクシーの運転手がすごく良い人だったのが印象的だった。
彼女のことを車酔いか酒酔いをした人だと思っていたのか、
水飲む?といってペットボトルくれたり、
近道しますよ、といって渋滞の抜け道をしてくれたり。

初老の白髪のじいちゃんだったのだが、動転して入ってきた俺をなだめ、
落ち着かせてくれた。終始Jリーグの話をしていて、お若い方だった。

彼女はタクシーの中で涙目だった。俺はずっと肩を抱いていた。
窓を開けて車で走っているウチに、彼女の口数も増えてきて俺は安心していた。

232: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 19:58:35.96 ID:WJObiXhX0
彼女の家につく頃には、彼女にはだいぶ笑顔がもどってきていた。
俺は胸をなでおろした。

彼女はフラフラ歩き出した。
俺「こら、そんなに焦って歩いちゃダメだよ」
彼女「ここが、我が家です!でもどうせ呼ぶつもりだったから」
と笑って玄関先に立ってみせた。

俺は彼女の父さんと母さんに事情を話した。逐一電話報告もしていたが、
叱られることも重々覚悟の上だった。
しかし、ここまで一緒に来てくれてありがとう、と言われた。
とても、申し訳ないことをしてしまった気持ちになった。

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