【超名作】「メリーさん」と名乗る美女が悪ふざけ?で家に来たから部屋に上げた結果➡︎こんな展開になるとは・・・

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166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/10(日) 12:16:39.01 ID:sWH/jCdh0

「本題に入りたいのですが」

メリーさんは紅茶を啜りながら言う。

「私はたぶん、これ以上人を驚かす事はできないと思うんです」

うん、なんとなくわかる
あれで驚ける人間はほぼいないだろう。

「それで考えたんですが残りの滞在期間で目的を果たそうかと」

「何日残ってるんだ?」

「死んでからの初回ポイント1ヶ月はほとんど使ってしまったので
昨日の14日を合わせると残り18日です」

18日か…どうだろうか長いようで短い気がする
そもそも初回ポイントは気になるがあえてスルーしよう。

「わかった、その間に目的を果たせばいいんだな?」

「はい、お願いできますか?」

僕は二つ返事で承諾した。

175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/10(日) 12:28:54.29 ID:sWH/jCdh0

「困ってる女は助けろって親父によく言われててね」

「優しいお父さんですね」

正確には困ってる女は不細工でも助けろなんだけど
なんでも妹や姉は可愛いかもしれないとの事
それは口にしないが。
とりあえず、明日学校で事故について調べる事にしよう。

「とりあえず、覚えてる事を話してくれるかな
何か手がかりがあるかもしれないし」

「はい、わかりました。」

話を聞いて愕然とした。
メリーさんは自分の名前以外
ほとんどのことを覚えていない。
家族のことさえも家族がいたとしかそんな認識しかない。
ほぼ記憶喪失と言っていいだろう。
それでも断片的な記憶は残っているようだ。
屋上、川、神社など地名もいくつかでてきた。
この場所をたどる事で目的が見つかるのだろうか。
思ったよりもかなり難しいかもしれない前途多難だ。

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