ただ、二人で道を歩いているだけで幸せだということが以前の私には考えられなかった
仕事も順調で最愛の女性が隣にいるだなんて、不登校の頃に何度も自殺のシミュレーションをしていた事を思うと
まさに逆転満塁ホームランのような一発逆転だった
しかし、そんな幸せも長くは続かなかった
私の30歳の誕生日が近づいた頃、家に帰ると玄関で妻が土下座をしながら待っていた
母が車で事故を起こした時に同じことを父にしていたので、私はてっきり事故を起こしたのかと思い
怪我はないかと焦ったが事故などではなかった。事故であって欲しかった
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