翌年、お義母さんが急病で亡くなってしまったからだ。
訃報を受けて俺は再び嫁実家を尋ねることになった。
訃報を受けて俺は再び嫁実家を尋ねることになった。
葬儀自体は簡素なもので、親族がいろいろと動いてくれていた。
嫁は真っ白な顔をして俺に挨拶をした。
何度目だろう嫁のこの顔を見るのは。
もう俺は嫁のこんな顔を見たくない。
俺が嫁を笑顔にしてやりたい。
そんな気持ちで一杯だった。
俺 「何かあったらいつでも頼ってきて欲しい。いつでも力になるから」
そうは言ったものの嫁と離れてしまっては何もしてやることが出来ない。
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