彼氏ができた喪女の末路➡︎調子に乗りすぎてストーカーになり・・・

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43:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:03:07.37 ID:OojY5KLv0
>>41
アテクシが男だったら間違いなく張り倒しているタイプです。
塚本は忍耐強い男じゃった。

塚本はすごく優しいから、嫌な顔一つせずに私に付き合ってくれた。
優しくてイケメンで私を好きでいてくれる、最高の彼氏だった。
自分が相手をどれだけ好きか、どんな風に接したらもっと好きになってもらえるかより、
相手が自分を好きでいてくれることにステイタスを求め、奢り、調子にのってしまった。
「どんなことをしても塚本は自分を好きでいてくれる」と歪んだ自信をもち、
着飾ることをせず、料理をしなくなり、休みの日はどちらかの家でダラダラする生活になった。
塚本は「せっかくの休みだし、ディズニーでも行こうか」「買い物に行こうよ」と
提案してくれるのだが、根が喪女で自堕落な自分は
それを面倒臭がり、また人と接する機会をなるべく減らそうとした。

44:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:05:56.62 ID:lc6ZQpfRO
ブスに限ってアテクシって使いたがるよな

46:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:07:00.10 ID:OojY5KLv0
>>44
ご名答!

はじめの頃は、塚本と一緒に街を歩き
人に見せびらかすことに喜びを感じていたのだが、
塚本を誰にも取られたくなかったし、大事にしまっておきたいと思うようになった。

そんな頃、アルバイト先の塚本の部署に契約社員が入ってきた。
顔は柴田倫世アナに似ていて、当時30歳手前くらいだった

45:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:06:10.70 ID:W9JF9f640
ケツ毛ボーボーで、まむこも少し匂うような感じで脳内変換した

ふぅ・・・

48:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:08:29.04 ID:OojY5KLv0
>>45
ケツ毛はビービーくらいかな!
臭わないよ!お風呂入ってるよ!!!

既存の従業員は塚本と私が付き合っていることを知っているので
誰もちょっかいを出さなかったのだが、
柴田さんはすぐに塚本に攻撃をしかけてきた。
塚本は、「仕事の付き合いだから仕方ない」とメールアドレスを交換してしまった。
私は怒り狂い、またいつもの「どうせ私なんか・・・」を連発し、
「そんなことはない、ピン子が1番だ」となだめてもらっていた。

47:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:08:27.91 ID:ox4sBatL0
多分ここで、メンヘラと付き合って苦労したとかそういうスレ、
塚本立てたんじゃね?w

49:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:09:45.92 ID:OojY5KLv0
>>47
わー困る!!でも事実だから仕方ないね!

塚本はもう、私に疲れ果てていたんだと思う。
「塚本くん、柴田さんの車に乗ってたよ」という目撃証言を頻繁に耳にするようになった。
どうやら、よく食事に行ったり連絡を取り合ったりしているらしい。
塚本を問い詰めると、「部署の人みんなでだよ~」とはぐらかす。
絶対嘘だ、浮気だ、信じられない!と頭に血がのぼった。

51:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:11:26.91 ID:OojY5KLv0
ある早朝、ものすごっく早く目が覚めて、
爆睡している塚本の携帯から柴田さんのアドレスを抜き取り、
「匿メール」を使って柴田さんを装い塚本にメールした。
匿メールってのはいわゆるなりすましです。犯罪です。。。

「おはよ♪この前はありがと!塚本君の夢見てこんな時間に起きちゃったよ~。また会いたいな」
こんな内容だったと思う。
送信後、私はすぐに寝たふりをした。
塚本の携帯が鳴り、寝惚け眼で手元に引き寄せたのが見えた。
「俺も会いたいです」という文面が見え、涙が止まらなかった。


52:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:12:50.44 ID:OojY5KLv0
次の出勤のとき、休憩室で食事をしている柴田さんの近くに陣取り、
「お疲れ様です~。最近入られた方ですよね」と親しげに話しかけ、簡単に自己紹介をした。
柴田さんはすごく気さくで、怪しさ満載な私のクロージングにも応じてくれて、
それから休憩が重なると、何度か話をするようになった。

54:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:14:15.40 ID:OojY5KLv0
少し親しくなった頃、
「実は彼氏とあまりうまく行ってない」
「彼氏には他に好きな人ができてしまったようだ」と相談を持ちかけた。
柴田さんは親身になって聞いてくれて、アドバイスもしてくれた。
「彼が好きになった相手はうんっと年上で(失礼)、とても適いそうにないんです」
「アルバイト先も一緒なのに、気まずくて仕方ない」
「絶対別れたくないんです・・・」

55:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:15:52.65 ID:OojY5KLv0
柴田さんの顔からだんだんと笑みが消え、
「もしかして塚本くんの彼女ってピン子ちゃん?」と聞かれたので、
柴田さんの目をしっかり見据えて「はい」と答えた。

「私知らなかったから・・・ごめんなさい。でも、どうにもなってないから安心して。」
柴田さんはそう言うと席を外した。
程なくして柴田さんの契約期間が終了し、職場を移っていった。
こうして、2人がくっつかないように裏工作することに成功した。

57:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:18:28.53 ID:OojY5KLv0
数年後たまたま柴田さんと仕事で再会したときに、(同業者なんです)
当時柴田さんは忘れられない元彼への思いを振り切るために
とにかく手当たりしだい身近な男性と親しくなっていったのだと教えてくれた。
元彼とは無事復縁し、結婚して幸せになっていた。
それだけが救いのような、そうでないような。

59:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:20:00.65 ID:OojY5KLv0
柴田さんのそんな思いとは裏腹に、彼女と急に連絡が取れなくなったことに
塚本はショックを受けていたようだ。
私は塚本に元気を出してほしくて、欲しがっていた時計や靴をプレゼントした。
一人暮らしでアルバイト生活を送っていたので金銭的に苦しかったが、
塚本のそばにいられるならなんでも良かった。
塚本が自分だけに笑いかけてくれるならそれで満足だった。
工作したことなんて都合良く忘れて、
「私はずっと離れないよ?」と念を押した。
よく言うぜ!!!!!

61:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:22:44.13 ID:lc6ZQpfRO
そこは肉欲で繋ぎ止めるとこやろがい

62:名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 04:24:12.24 ID:OojY5KLv0
>>61
ええ、それは盛んに励みましたとも
ついでに、焼肉にもたくさん連れていきました

私がひと足先に大学を卒業し、就職する春になった。

付き合い始めの頃、塚本の気を引きたくて
「どうせ関係が続くのは学生時代だけだよ・・・」
「●●年の3月まで期間限定だね・・・」という発言をしては
「なんでそんなこと言うの!ずっと一緒にいよう!」と言わせてニマニマしていた。

「俺たち3月までなんだよね?」と急に塚本が切り出した。
私はずっと一緒にいられるよう、就職先も大学所在市と同じところを選び、
卒業後も付き合いは続くつもりでいたので、半狂乱になった。
「だって元々は自分が言い出したことじゃない。」塚本は冷静だった。