49:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2020/07/08(水) 22:40:22.695ID:zt1jxmYi0
女上司「呼吸を合わせて!」
若手「応!」
二人「とりゃあっ!!!」
ドゴォンッ!!!
スキンヘッド「ぶぎゃあああああっ!!!」ドサッ…
50:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2020/07/08(水) 22:42:24.156ID:gUKKB40H0
見てるよ
51:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2020/07/08(水) 22:44:11.925ID:zt1jxmYi0
運転士「ほう……運転席までたどり着くとはな」
若手「ここまでだ!」
女上司「もうこの電車にはあなたしか残ってないわ!」
運転士「日本のビジネスマン・キャリアウーマンは日々軍隊並みの訓練をしているようなもの……」
運転士「――という噂はあながち笑い話でもないようだな」
運転士「だが、私も犯罪組織≪トレイン≫の長……」
運転士「そうやすやすと屈服はせん! 行くぞっ!」
女上司「……来るわよ! 気を引き締めて!」
若手「はいっ!」
52:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2020/07/08(水) 22:44:50.383ID:rAnuOWds0
つよいなあ
53:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2020/07/08(水) 22:47:20.595ID:zt1jxmYi0
若手「だああっ!」
運転士「よっと」ヒョイッ
若手(吊革につかまって……!)
運転士「ほれっ」
バキィッ!
若手「ぶっ!?」
若手(なんて身軽さだ……! 雑技団かこいつ……!)
54:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2020/07/08(水) 22:50:24.064ID:zt1jxmYi0
女上司「名刺投げッ!」シュバババッ
運転士「ほいっと」ヒョイッ
運転士「そりゃっ!」
ドゴォッ!
女上司「きゃあっ!」
若手「大丈夫ですか!」
運転士「吊革は“倒れないようつかまるもの”としか思っていないお前たちにこんな芸当はできまい」
運転士「加えて、この電車は私にとって自宅のようなもの!」
運転士「お前たちは私に触れることさえできないッ!」
55:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2020/07/08(水) 22:52:45.358ID:zt1jxmYi0
グラッ…
若手「揺れた!」ヨロッ
運転士「この勢いを利用して……」バッ
ドボォッ!
若手「うげっ……」
若手「揺れさえも……自分の武器に……!」
女上司「このっ!」ビュオッ
運転士「甘いッ!」ドガッ!
女上司「あ、ぐう……!」ガクッ
56:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2020/07/08(水) 22:55:25.758ID:zt1jxmYi0
運転士「よく粘ったが、いよいよ終点が近づいてきたな」
運転士「お前たちのたどり着く終点は……≪地獄≫だ。むろん折り返しなど不可能」
女上司「くっ……!」
若手「さ、最後に一つ……聞いていいか……」
運転士「……?」
若手「あんたは長年、電車を走らせ続けてきたんだろう。でなきゃ≪トレイン≫なんて組織は運営できない」
若手「あんたの攻撃からは、電車への愛がビンビン伝わってくる!」
運転士「!」
若手「なぁ……なぜこれほど電車を愛してるあんたが、違法商品の運搬なんて悪事を働くんだ!」
運転士「うぐっ……!」
57:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2020/07/08(水) 22:57:50.764ID:eLj3TDZ60
意味はわかるが意味がわからん なにこの感覚
58:以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします: 2020/07/08(水) 22:58:02.737ID:zt1jxmYi0
若手「あんただって、電車をこんな風に使いたくないはずだ!」
若手「いや……電車の方だって、あんたがこんな犯罪するなんて望んでないはずだ!」
運転士「いきなり何をいう! お前に私の何が分かる!」
若手「分からないさ。だが……」
若手「電車が悲しんでることだけは分かる!」
運転士「!」
若手「耳を澄ましてみろ……電車の音に!」
運転士「くっ……!」サッ
ガタンゴトン… ガタンゴトン…