117: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)15:19:10 ID:5H1
中学に入ってからはOは地域別の中学に移って疎遠になった。
中学では特に何もおかしな事は起きなかったし、問題も一つしか起きなかった。
しかし、ここで俺はあるヒントに気付くことになる。
それはクラスの流行りで休み時間に筆箱を開けて中にイタズラをする、と言うしょうもないものだ。
俺も何度かやられて何か仕返しをしてやりたくて、筆箱を開けると防犯ブザーのピンが抜ける様にして筆箱を態と置いて外に出た。
案の定誰かが引っかかって防犯ブザーがなり、それ以来俺の筆箱には誰もイタズラをしなくなった。
その時の友人に話を聞くと、
「筆箱開けたら大きな音がするのは分かったからあまり相手にしない方がいいや、と思った。」
と言われた。
この時俺はハッと気付いたことがあった。
中学では特に何もおかしな事は起きなかったし、問題も一つしか起きなかった。
しかし、ここで俺はあるヒントに気付くことになる。
それはクラスの流行りで休み時間に筆箱を開けて中にイタズラをする、と言うしょうもないものだ。
俺も何度かやられて何か仕返しをしてやりたくて、筆箱を開けると防犯ブザーのピンが抜ける様にして筆箱を態と置いて外に出た。
案の定誰かが引っかかって防犯ブザーがなり、それ以来俺の筆箱には誰もイタズラをしなくなった。
その時の友人に話を聞くと、
「筆箱開けたら大きな音がするのは分かったからあまり相手にしない方がいいや、と思った。」
と言われた。
この時俺はハッと気付いたことがあった。
118: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)15:23:30 ID:ixs
1は結構いじめられてたのね
121: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)15:27:09 ID:5H1
>>118
小学校の噂があったしね
小学校の噂があったしね
120: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)15:26:38 ID:5H1
鶏である。
「音が出るから触りたくない。」と言われて俺は気付いた。
外部の人間が飼育小屋を覗いて鶏がいた場合態々殺しに入っていくのか?
普通は鳴く鳥がいるのに入ろうとする人はいないだろう。
なにせその場でとっつかまるのが関の山だ。
だが犯人は鶏も兎も殺していた。
鶏が鳴かない事を知っていなければ普通は出来ない。
しかも小学校の鶏が絶対に鳴かない事はあまり知られていなかったのだ。
親は勿論、学校の生徒も知っている人は余り多くなかったと思う。
この事に気付いた時俺は犯人がだんだん絞れて来た気がした。
「音が出るから触りたくない。」と言われて俺は気付いた。
外部の人間が飼育小屋を覗いて鶏がいた場合態々殺しに入っていくのか?
普通は鳴く鳥がいるのに入ろうとする人はいないだろう。
なにせその場でとっつかまるのが関の山だ。
だが犯人は鶏も兎も殺していた。
鶏が鳴かない事を知っていなければ普通は出来ない。
しかも小学校の鶏が絶対に鳴かない事はあまり知られていなかったのだ。
親は勿論、学校の生徒も知っている人は余り多くなかったと思う。
この事に気付いた時俺は犯人がだんだん絞れて来た気がした。
135: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)16:17:14 ID:Mzx
なあ>>120の時点で絞れて来たって書いてあるけどそん時からOのこと疑ってたの?
137: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)16:19:20 ID:5H1
>>135
Oを疑ったと言うよりはあの時よく話していた人達の中にいるんじゃないか、と思っていた。
突拍子もない疑う基準だがねり
Oを疑ったと言うよりはあの時よく話していた人達の中にいるんじゃないか、と思っていた。
突拍子もない疑う基準だがねり
123: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)15:41:46 ID:5H1
そして高校生になってから俺とOは又同じ高校になった。
俺は髪の色を染めたがOは染めなかった。
やはり目立つのが嫌いなのは変わってないんだな、とちょっと思った。
そして心の中の疑念に気付かない振りをしてOとまた友達付き合いをしだした。
やっぱりOはスマブラが強いままだった。
でも何か。何かが違う気がした。
Oは小学校の時と比べて少し……少し影が増えた気がした。
でもそれが大人になることだって思っていたんだ。
Oは頭が良かったし大人なんだって思っていたんだ。
俺は髪の色を染めたがOは染めなかった。
やはり目立つのが嫌いなのは変わってないんだな、とちょっと思った。
そして心の中の疑念に気付かない振りをしてOとまた友達付き合いをしだした。
やっぱりOはスマブラが強いままだった。
でも何か。何かが違う気がした。
Oは小学校の時と比べて少し……少し影が増えた気がした。
でもそれが大人になることだって思っていたんだ。
Oは頭が良かったし大人なんだって思っていたんだ。
126: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)15:51:08 ID:5H1
そして高校3年生になった時だった。
受験シーズンが終わり、Oの家でのんびりしている時だった。
Oが飲み物買って来る、と言って外に出ている間だった。
俺はOの部屋でゴロゴロしながら何か面白いゲームでもないかな、とゲーム棚を漁っていた。
そして、Oの本棚が目に入った。
ちょっとだけ、Oの本棚が気になって本棚を漁った事を今でも後悔している。
俺は工口本とかあったら弄ってやろう程度だったんだ。
受験シーズンが終わり、Oの家でのんびりしている時だった。
Oが飲み物買って来る、と言って外に出ている間だった。
俺はOの部屋でゴロゴロしながら何か面白いゲームでもないかな、とゲーム棚を漁っていた。
そして、Oの本棚が目に入った。
ちょっとだけ、Oの本棚が気になって本棚を漁った事を今でも後悔している。
俺は工口本とかあったら弄ってやろう程度だったんだ。
127: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)16:03:42 ID:5H1
本棚には彼が好きそうな推理物がたくさん詰まっていた。
だけど、その推理物は既に埃をかぶっておりもう読まなくなって日が立つことを示していた。
代わりに目に付いたのは何度も読み返したであろう跡が残る本だった。
パリ人肉殺人事件の本だった。
そしてもう1冊は絶歌だった。
何だろう、この感覚は。
まるで見てはいけないものを見てしまった気分だった。
よく見るとOの持つ本は共通して人が死ぬ物ばかりだった。
メダカ、池の魚、犬の死体、兎と鶏、を無意識の内に結び付けようとしていた。
「毒を入れたんじゃないか?」
Oがそう言ってから洗剤は見つかった。
「音が出るかもしれないから触らねぇよ」
Oは鶏が鳴かないことを知っていた。
犬が殺されていた、と勘違いして話した相手はOだった。
もしかすると。もしかすると。
でもあの時Oは庇ってくれた。そんな奴が犯人な訳がない……俺がそう思いかけてから引っかかったものがあった。
庇ってくれたからOじゃない、と言う証拠はどこにもない。
128: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)16:07:42 ID:0mo
うーん
129: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)16:07:54 ID:0mo
疑心暗鬼過ぎない?
131: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)16:10:17 ID:5H1
>>129
自分でもそう思ったし、これ以上は失礼過ぎる、何よりこいつは友達なんだ、そう思った。
でも俺はこの浮かんだ問題をほっぽり出したくなかったんだ。
自分でもそう思ったし、これ以上は失礼過ぎる、何よりこいつは友達なんだ、そう思った。
でも俺はこの浮かんだ問題をほっぽり出したくなかったんだ。
132: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)16:14:23 ID:6UQ
そう言えば>>1は今幾つだ?
133: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)16:14:49 ID:5H1
>>132
俺は今大学1年。
俺は今大学1年。
136: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)16:18:00 ID:6UQ
>>133
そうか
今そのOがとんでもねー事しない事を祈るのみだな
そうか
今そのOがとんでもねー事しない事を祈るのみだな