22時になった途端、
「よし、今日はデート終わり!帰ろう。
ごめんな、俺も急ぐんだ!」
そう投げやりに別れを告げられ、
バイバイしました。
「もう、終わりなのかな」
そう思った瞬間、
すぐに彼からLINEが…?
内容を見て、
私はその場に泣き崩れてしまいました。
「は?」と、
振り返ってもそこにもう彼はいません。
それもそのはず、
泣き崩れて動けなくなった
私の見たLINEには、
こう綴ってありました。
「後2時間で、
大好きなお父さんの命日だぞ!
今日はデート終わり!急いで帰ろう!
でも俺な、
まず1人でお父さんに会って
付き合ってる事報告したいから、
とりあえず先走る!
追いつくなよ!笑
先ず、今からお前に指令を出す!
その目の先にある花屋で
俺の名前を言って!
すると、花束をもらえるはずだから。
その後は、そのまま俺の家に寄ってくれ!
親父が、日本酒持たせてくれるから!
ごめんな、金なくて酒は買えなかった!笑
そうすれば、ゆっくり帰って来ても
0時には間に合うからさ!
それ持って、お母さんと一緒に
「お帰りなさい。お父さん」
って言おう!」
もう、私は涙が止まりませんでした。
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