【這い上がり】長澤まさみに似ていたおかげで人生救われた

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56: 名も無き被検体774号+ 2013/11/08(金) 00:58:15.29 ID:oGktCD1h0
なんか顔は想像ついた

 

57: まさみ ◆UWPnBlJ0ME 2013/11/08(金) 01:02:04.06 ID:8jz4KMAS0

飲食店での仕事はやっぱり苦痛で仕方なかった。
最初のほうで少し褒められただけで、店長に首ねっこつかまれて耳元で怒られたりしてた。
その怒り方を「悪魔の囁き」だとおもしろおかしくキャバでお客さんに話していた。

だんだん常連のお客さんにも気に入られて、指名が週に2~3回入るようになった。

最初は給料が少なかったけど、入った時よりも10万ぐらい増えた。
飲食店のアルバイトの給料と足して月々25万ぐらい稼いでいた。

そこそこ生活できるお金を稼いで、お粗末な値引き品を食べることなく
スーパー玉出でまともな物が食べれる事が嬉しかった。

 

61: まさみ ◆UWPnBlJ0ME 2013/11/08(金) 01:12:48.81 ID:8jz4KMAS0

あれ?キャバクラだけで食べていけるんじゃね?wwwと思い、
ストレスたまりまくりで仕方なかった飲食店を退職する決意をした。

あの悪魔の囁きをする店長に「やめます(^q^)」と伝えたら「あぁ、いいよ」とだけ言われ
すんなりと辞めることができた。
余談だけど、本当に店長嫌いすぎて病んでた自分は店長のマンションを知っていたので
深夜に忍び込んでマンションのポストにゴキ大量に仕込んでやりたいとか本気で計画してた。まぁ一歩手前でやめたけど。

飲食店をやめてからは、本格的に夜の女としてバリバリ働き始めた。

名刺も大量に作って、化粧も小奇麗にして、すごく良い笑顔でお客さんを出迎えていた。
飲食店で働いて1つだけ良かったことは素敵な笑顔を学んだ事だった。
その笑顔でどんどんと自分のお客さんを増やした。

指名のお客さんをニコニコとお見送りした時に、お店の前である男とバッタリ会う。

「まさみさん夜の仕事してます?www」と聞いてきたあのアルバイト君だった。

 

63: まさみ ◆UWPnBlJ0ME 2013/11/08(金) 01:19:13.73 ID:8jz4KMAS0

飲食店でただ一人だけ私が夜の仕事をしてると知ったアルバイトくんは
かけもちで案内所の仕事をしていた。

ニコニコとお客さんを見送ってた私の顔は一瞬で顔が鬼の形相になり「?!」と慌てふためいて
すぐにお店の中に引っ込んだ。
たぶんアルバイトくんも気付いてると思う…。

「あぁ…あの人、案内所で仕事してるから私が働いてるの分かったんだ」とすぐに理解した。

 

69: まさみ ◆UWPnBlJ0ME 2013/11/08(金) 01:28:25.56 ID:8jz4KMAS0

飲食店も辞めたし、別にアルバイトくんにバレたところで…と思い
あまり気にしなかった。

アルバイトくんが案内所からお客さん連れてきたときは反射的にビクッとして待機室にすぐに引っ込んでた。

それからはずっとキャバ一本で働き月に2回しか休まずほぼ毎日出勤して、ほぼ一日一回は
「あれ?君、長澤まさみに似てるね!」と言われ続けた。

初めて言われたときは嬉しかったけど、だんだん恥ずかしくなって照れちゃってた。
「いやいや、そんなことないですよ~^^」と上手くかわしたりした。
芸能人の誰かに似てるって言われるのすごく恥ずかしくなるのは私だけかな…。

長澤まさみにちなんで「体にピース☆言って!!」とお願いされ
ほぼ毎日「体にピース☆体にピース☆体にピース☆☆☆」と言わされ続けた。
もう言いすぎて私ウンザリ…客は大喜びしていた。

 

70: まさみ ◆UWPnBlJ0ME 2013/11/08(金) 01:34:54.36 ID:8jz4KMAS0

アホみたいにカルピスを持ちながら「体にピース☆」を言い続けた私は
お客さんの口コミで「長澤まさみに似てる子がキャバで働いてる!」と広まり
新規のお客さんで「長澤まさみに似た子がいると聞いてきますた」という人も少なくなかった。

キャバでの源氏名は「優子(仮)」だったけど、「まさみちゃん!まさみちゃん!」と言われて
「まさみちゃんお願いします。」と指名する人が多かった。
店のスタッフも「あ、はーい。まさみちゃんですね。」と源氏名で呼ばなくなったwww

あれよあれよと指名が増え続け週に10回以上は指名が入るようになった。

 

71: 名も無き被検体774号+ 2013/11/08(金) 01:38:47.72 ID:Cc3DgJqc0
体にピースwwwワロタ
いいね、見てるよー

 

73: まさみ ◆UWPnBlJ0ME 2013/11/08(金) 01:41:21.19 ID:8jz4KMAS0
>>71
言わされ続けるのはしんどかったけど「体にピース☆」といった後のお客さんの顔は本当に嬉しそうだった。

 

72: まさみ ◆UWPnBlJ0ME 2013/11/08(金) 01:39:47.62 ID:8jz4KMAS0

売上もうなぎ登りで、飲食店で苦労していた事を忘れるかのように
お客さんと楽しく話しながらお酒を飲みクソ高いシャンパンが自分の席でポンポン鳴り響き
人生が本当にバラ色の絶好調だった。

見た目も更にグレードアップしようと、髪型を「モテキ」に出てた長澤まさみの髪型&色とまったく一緒にして
「激似!まさみちゃん激似だよー!!!」と指名のお客さんを喜ばせた。

75: まさみ ◆UWPnBlJ0ME 2013/11/08(金) 01:47:48.91 ID:8jz4KMAS0

もう完全に自分は長澤まさみの分身なんだと思い込んで生活していた。

ありがとう!!本当にありがとうと長澤まさみに感謝しつつ
毎日モテキに使われていたフジファブリックの夜明けのBEATを大音量で聞きつつノリノリで出勤していた。

働いてたキャバクラではノルマは無かったけど人気順位表があった。
わりと負けず嫌いな私はかなり頑張って、ずっと1位だった女の子の順位を抜き
自分が1位になった。嬉しくて酔いながら一人で吉野家に入って牛丼食べるのが至福だった。

 

77: まさみ ◆UWPnBlJ0ME 2013/11/08(金) 01:58:09.47 ID:8jz4KMAS0

順調に上手く働き、だんだん生活もかわったころ
キャバクラの系列にヘルプに行くように頼まれ「へいへーいw」と
違う店にヘルプに行った。

いつもと変りなく客席についた時に、一人の女の子がずっと私の顔を見てた。
ん?あれ、この子見たことある….(^v^)

!?!?!?!?!

その女の子は高校時代の同級生でした。

ファビョる私。声をかけてくる彼女

「あれ?どっかで会ったことあるよね…もしかして学校一緒だった?」

「え?!えー、たぶん違うと思う…よ…(震え声)」

高校時代の私は本当に根暗で瓶底メガネをかけて暗い生活を送っていた。友達も少なかった。
一方、彼女は活発的でギャルな女の子で自分とは正反対だった。
スクールカーストで言えば私が下で彼女は上だった。

めちゃくちゃ顔を見てくる。
「えー?ほんとに違う?名前は?」
「え!ち、違うよー本名○○(偽名)だよ…(震え声)」
その後はなんとか架空の事をしゃべりまくり場をしのげた。
嘘も方便とはこのことだと実感した。

 

85: まさみ ◆UWPnBlJ0ME 2013/11/08(金) 03:53:19.66 ID:8jz4KMAS0

なんとか、高校の同級生に私だとバレずにやり過ごした。
まさかキャバクラで再会するとは思ってもいなかった。
この同級生の女の子はマミちゃんと呼びますね。

給料もほぼ安定して、一人暮らしを始めた時よりも生活が潤うようになった。
ただ、精神的にまた支障が出てきた。
きらびやかな世界だと思ってやり始めたキャバクラだけど良いお客さんばかりでは無かった。

指名してくれるお客さんで悪いお客さんも少なからずいた。
胸を触ってきたり、下心丸出しでアフターをしつこく誘ってくる客にウンザリして
まれに中傷的な言葉を浴びせる客もいた。

そしてだんだん、私の持ちネタ「体にピース☆」は受けなくなり
少しづつ給料が右肩下がりになった。

 

86: まさみ ◆UWPnBlJ0ME 2013/11/08(金) 04:09:42.12 ID:8jz4KMAS0

キャバクラで働いてる時は、月に4回しか休みをとらずほぼ出勤していたのもあり
身体的にも精神的にも休息をとらなかったのでだんだんと病んできてしまった。

更に右肩下がりで勢いがなくなっていた…。

カラ元気で働くようになり、ある新規のお客さんの席についた。
「初めまして~優子です。」
「は、はじめまして…」
一人客で来た男性でメガネをかけていて見るからに女性経験が少なそうな方だった。悪く言うと童貞ぽい雰囲気の方で
お酒は飲まずにウーロン茶ばかり飲んでいた。

初対面なので軽くお茶する感じの会話でとくに深い話をすることなく、ありがとう~と見送った。

翌日、出勤するとボーイに「優子さん、指名入ってます。昨夜来られた方です」と言われ
客席に行くとウーロン茶をちょびちょび飲みながらモジモジしてるお客さんがいた。

「え!また来てくれたんだ~ありがとう。びっくりした!」
「う、うん。来ちゃった。ハハ」メガネクイッ

「せっかく来てくれたし名前で呼びたいな~お名前なんて呼んだら良い?」
「え、ぼ、ぼくのこと…?た、田所でいいよ。」
「じゃあ、田所さんって呼んじゃおうっと♪」

 

88: まさみ ◆UWPnBlJ0ME 2013/11/08(金) 04:20:10.45 ID:8jz4KMAS0

田所さんは30代でヤマトで働いてると話してくれた。
女性と交際した経験が無く、ご丁寧に僕はチェリーだという事も話してくれた。

「田所さんそんなに顔悪くないのにね。彼女いそうだよ~♪」
「そ、そう?彼女かぁ…彼女にするなら優子ちゃんみたいな子が良いよ。はは…」
「え?優子を彼女にすると毎日大変だよ~ふふっ♪」

田所さんとはいつも仲良く話していた。下心をまったく感じない人で
「手もキスもHも好きな子としかしたくないんだ。」と話しているのを見て心の中で
今どきこんな奴いるんだ童貞バロスwと少し小馬鹿にしていた。

指名が少し減っていたけど、田所さんがバンバン来るようになった
週に3~5回は通うようになり開店から閉店までいる時もあった。

 

89: まさみ ◆UWPnBlJ0ME 2013/11/08(金) 04:28:37.10 ID:8jz4KMAS0

田所さんはとにかくすごかった。
ほかの女の子も「あの人、ほぼ毎日優子ちゃん指名で来るね。」とみんな顔を覚えていた。

どこにそんなお金があるの?と不思議に思いつつ、週に6回は必ず来るようになった。

端から見ればキャバクラにどっぷりハマってしまった独身男性。
「お金、大丈夫なの?」と気にかけて聞いたけど
「優子さんのためなら全然惜しまない」と言って笑っていた。

田所さんはメール弁慶っぽいところがあった。
お店に来た時はモジモジ話すけれど、メールでは恥ずかしい内容を沢山書いて送ってきた。

メールは朝夜必ず送ってくる豆な方で天気予報とアニメの最新情報を送ってくる。
たまに「優子さんが僕にとって本当に大事な人で愛してます」といった内容をほぼ毎日送ってきた。

メールの行がかなり長ったらしいので、いつも三行だけ読んで削除したま~に返信していた。