239: :2008/06/17(火) 13:43:00.41 ID:
帰ってきたぁあ~
240: :2008/06/17(火) 13:44:40.24 ID:
気になって授業どころじゃない
242: :2008/06/17(火) 13:47:11.45 ID:
酔いは一気に吹っ飛んでいた。
まりあの笑顔も消えていた。
まさか・・・仕事でなにかあったのか?
俺は震える手で志村に電話した。
怖かった。
これから聞かされる事実は一体どの様なものなのだ?
想像すらつかない。
着信音がなる。1回・・・2回・・・。
ガチャ。
ドキッ・・・。繋がった・・・。
いきなり志村の怒鳴り声が飛び込んできた。
「貴様!いまどこだ!?」
俺は驚いた。志村がまさかこんな声を出すとは。
今まで散々なことを言われたが、それは嫌味を含んだ
ねちっこい言い方だった。
その志村が怒鳴っている。
余程の事体ということは容易に想像できる。
245: :2008/06/17(火) 13:54:45.11 ID:
「すみません。自宅ですが・・・」
もう既に謝っている俺がいた。
「お前台本はどうしたっ!!俺がお前に清書を頼んだ台本だ!」
「それでしたら清書の後に志村さんにFAXしていますが・・・」
「バカヤロー!そんな事じゃねーよ。今日代理店に持って行く日だろが!
清書したデータをよ!」
俺は目の前が真っ暗になった。
そうだ・・・。今日は清書した台本をROMに焼いて代理店に提出する日だった。
完全に忘れていた。
「テメーのお陰でフリーの俺に電話がジャンジャン入ってんだよ。
いくらお前に電話しても繋がんねーし。
代理店誤魔化しきれないんだよ!」
もはや志村の怒鳴り声よりも、数段上の恐怖が俺に襲いかかっていた。
時計を見る。22時・・・30分・・・。血の気が引いた。
俺はとにかく志村に言った「すみません。今すぐ代理店に行きます。切ります」
俺は部屋を飛び出した。
手が震えていてキーがドアに入らない。
カギはもういい。とにかく急がなくては!
249: :2008/06/17(火) 14:02:46.82 ID:
こんな恐ろしいプレッシャーの中で仕事できる奴ってスゲェと思う。ますます社会が恐くなった。
ニート脱出できない・・・
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