703: :2008/02/24(日) 15:30:19.45 ID:
骨折った事あるから痛いのは凄く分かる
736: :2008/02/24(日) 15:55:14.84 ID:
今日ここ見て思った
766: :2008/02/24(日) 16:30:40.85 ID:
また始まる、麻衣と愛との板ばさみの日々。
以前に比べれば、多少は緩和したのが救い。季節は再びの夏。体育祭が迫っていた。
ここではじめて、愛と麻衣が人前でぶつかる。
今までは、いわば冷戦状態だった。
もちろん問題は、俺の参加種目だ。愛としては、俺をリレーの類に出したい。
麻衣としては、出したくない。
単純な問題だけど、体育祭での勝敗も関わるため荒れた。
俺を出したがらない麻衣に、クラスのみんなから罵声が浴びせられる。
俺はといえば、麻衣のことを思えば出ないのがベストだろうが、
俺だって、クラスには協力したい。参加意欲だってある。
ぶっちゃけ、俺がクラスでハブになっていないのは、愛のお陰だ。
そのおかげで、板ばさみにあっているのだが、どっちがマシなんだろう?
麻衣はとっくにハブられていて、孤独というよりも孤高に変わりつつあった。
だから、愛には絶対に譲歩しようとしなかった。
768: :2008/02/24(日) 16:33:15.40 ID:
俺もこれくらい愛されてみたい
769: :2008/02/24(日) 16:33:23.62 ID:
なんか逆に麻衣がかわいそうになってきたんだが
770: :2008/02/24(日) 16:35:37.16 ID:
今追いついたがニヤニヤしまくってる
772: :2008/02/24(日) 16:43:09.88 ID:
結局、その日のHRではまとまらず翌日の昼休みに持ち越しになった。
愛『放課後、東館の屋上へ続く階段に来て。橘さんも一緒に』
すれ違いざまに、そう言われた。
中学生の時のことがフラッシュバックしたが、行かないわけにはいかない。
俺は麻衣を連れて、東館の約束の場所に向かった。
愛『来てくれてありがとう。』
麻衣『何の用?』
おいおい、やる気まんまんだよ…
愛『私、前から思ってたの!』
いきなり愛は言った…
612: :2008/02/24(日) 13:48:07.27 ID:
愛『あのね。橘さんと居る○○くんはすごくつらそうな顔してる。』
俺『いやそんなことないよ、麻衣!』
麻衣『○○は黙ってて』
麻衣『私は今、愛さんと話をしてるの!』
愛『○○くんはあなたのことを思って、言ってくれてるのに。』
愛『橘さん…あなた、本当に○○くんの彼女?』
麻衣『っつ!気安く○○って呼ばないでよ!!』
麻衣『妹といい、あなたといい、邪魔なの!!!』
麻衣『ちょっと、○○っ!』
俺『何!?』
613: :2008/02/24(日) 13:48:17.71 ID:
麻衣『そう言ってくれたよね?』俺『言ったよ。本当だって。』麻衣『だよね?じゃあさ、なんで草薙は○○って名前で呼んでるの?』
麻衣『ねぇ、何で?答えてよ…』
俺『それは…』
愛『私がそう呼びたかったから。橘さん、あなた痛いよ?』
愛『そんなことをいちいち気にしてたら、やっていけない。』
愛『学校ってさ、そういうのを学ぶ場でもあるよね?いい加減、分からないの?』
774: :2008/02/24(日) 16:44:48.86 ID:
愛はええ娘やね。
783: :2008/02/24(日) 16:56:02.66 ID:
愛がうざく麻衣が愛おしく見える俺は異端?
791: :2008/02/24(日) 17:00:41.69 ID:
麻衣『そんな正論、言う資格はない。』愛『…そうだね。うん、そうかも。』愛『前言撤回。私はただ、○○が好きなだけ。』
俺ポカーン
麻衣『よくも!よくも、そんな…』
麻衣『実の彼女を前にして、そんなことが言えるね!?』
愛『言えるよ。だって好きだから。』
だって好きだから
だって好きだから
だって好きだから
ああ、今までで最大のピンチだな。おい。
俺どうしよう?
793: :2008/02/24(日) 17:01:37.73 ID:
だからモテ杉だろw
794: :2008/02/24(日) 17:02:33.49 ID:
これだからイケメンって奴ぁ・・・
799: :2008/02/24(日) 17:06:50.34 ID:
愛はただ麻衣への対抗意識だけでそれほど>>1が好きってわけじゃなさそうだな
それを言ったら麻衣だって純粋に>>1が好きってよりも
恐怖と孤独から>>1に執着してる要素が大きいだろうけど
804: :2008/02/24(日) 17:10:28.92 ID:
スクイズですかこれはwwwおもしろいが
807: :2008/02/24(日) 17:12:10.91 ID:
麻衣『――っ!!』
逃げ出す麻衣。追いかけようとする俺。
と、いつかのように袖が掴まれる。
俺『…』
愛『行っちゃうの?』
俺『…。』
愛『そっか。橘さん、違うか…彼女さん大切にね。』
愛『それから、リレーも出なくていいよ。』
俺『それは…』
愛『ほら、行った行った!』
俺『…ありがとう。』
今までで、最高の笑顔で返した。
本当に。俺はいい女に恵まれたな。
俺は駆け出した。どこに行ったかなんて予想はつかないけど。
絶対に見つけなきゃいけない気がした。
810: :2008/02/24(日) 17:13:45.46 ID:
バカー!
そこが人生の分岐点だったのに…
811: :2008/02/24(日) 17:13:58.10 ID:
スマン言ったそばから、愛実はいい女じゃんwwうはwww
815: :2008/02/24(日) 17:15:27.70 ID:
そこで分岐してたらハッピーエンドか死亡エンドの二択だったな
819: :2008/02/24(日) 17:19:46.83 ID:
てかこの話事実ならヤンデレは今の家突き止めてきそうだな
それで結婚してたとえば仕事帰りとかに家にいるのは嫁さんじゃなくてヤンデレでさ
お帰りなさいあなたとかいってさも当然のようにでてくるわけよ
今日も大変だったでしょ、ご飯できてるしお風呂もわいてるからね、とかいって
>>1ご愁傷様です
823: :2008/02/24(日) 17:22:57.50 ID:
>>1「ま、麻衣・・・嫁は?」
麻衣「嫁・・・?私があなたのお嫁さんでしょ・・・?クスクス」KOEEEEEEEE
821: :2008/02/24(日) 17:21:04.38 ID:
麻衣はすぐに見つかった。ああそうかまたか。
俺も単純だよな。ホントに。麻衣『○○なら、来てくれてるって信じてたよ。』…その言葉はどういう意味なんだろうな?
素直に受け取って良いのか?
なあ、教えてくれよ。麻衣。
825: :2008/02/24(日) 17:23:18.13 ID:
これ追い掛けなかったらどうなってたんだ……マジで
やっぱ死亡エンドだったのか?
828: :2008/02/24(日) 17:25:00.26 ID:
完全に自分が愛されてると確信してしまって無限地獄の始まりかイケメンが女に優しいと近くにいる女がやばかったらこうなる罠
死ななくて良かったな
832: :2008/02/24(日) 17:26:51.72 ID:
疑問に思うのになぜ付き合ってられるんだ?