【人生史上最強の大恥】女オタクがオフ会で体験したゾッとする話・・・

チケットを使って8時前には難なく入場
S子はすでに到着して準備を始めていた
この日のS子は長い髪をアップにまとめていて、細い首があらわになっていた
服装はAラインのシンプルな白のワンピースにピンクのコート、それにロングブーツだった
本来こういうイベントにヒールを履いてくるのは良くないことだとは思うけど、買い物に行く予定(混雑した人並みに揉まれる予定)は特になかったので2人とも普通に履いてきてしまった 初めての参加で勝手がわかっていなかったのもある
S子はイベント会場でも明らかに目立っていて笑ってしまった 私は農耕民族体系なので頭もでかくて足も短いけど、S子は全く逆なので並んで座るのがちょっと恥ずかしかった 今更だけど設営？っていうかなんていうかだけど、テーブルに布を敷いて本を置いて値札を置いて準備は完了
最後にS子が準備してきた、イラストとスペース番号とサークル名が書いてあるポスター？みたいなのをスタンドのようなものに取り付けて掲げた
巡回してきたスタッフさんに本と記入したサークル登録カードを渡して参加登録は完了 これで頒布できると教えてもらった
いよいよ始まる

両隣のサークルさんに挨拶して本を交換した
両側とも男性のサークルだったのでS子も男性たちも少し気まずそうにしていた
私は相変わらず女オタク全開の喋り方だったので少し親近感を持ってもらえたのか、本面白いっすね、◯◯ちゃん好きなんですか？とか、サークル参加初めてなんですか？とか色々会話ができた 相変わらずちょっと怪しい人みたいな応答してたと思うけど10時に開場 すごい勢いで人が流れ込んできてスタッフの怒声が響いた
こういうイベントには並んで来たことはあれど開場すぐの光景を見ることはなかったので新鮮だったというか少し怖かった
私と同い年くらいの女のスタッフさんとかもキビキビ動いて「走らないで！！」とか叫んでるし
私には絶対無理だ……ってS子に言ったら、S子はあれ楽しそうって言ってた やっぱ変な子だなって思った
まあ開場すぐに来るようなサークルじゃないから当然なんだけど、しばらくは暇だった
取り置きを頼んできたフォロワーも昼前～昼頃にくる、って人がほとんどだった
純粋にイベントの空気を楽しむことにした