帰ってきました。
トメの臭い料理にばかり話が集中してしまいました。実はトメはもっと恐ろしいんです。外面を保つためには
身内の生死さえどうでもいい人なんです。
旦那から教えてもらった話です。義父は高血圧症で、動脈瘤破裂で他界しました。もう危険だということで親族が
呼ばれました。義兄と旦那それにトメがいたそうですが、本当にもう危ないとなった時にふと見渡すとトメが
いなかったそうです。義父はそのまま亡くなり、ご実家に運ばれたのですが、その際にもトメはいなかったそうです。
当然義兄と旦那は激怒しました。しばらくしてトメが帰ってきて言った言葉は
「パートのシフトに穴をあけると皆さんに迷惑かけるから」
なんとパートに行ってたそうです。毎日22時まで働く猛烈社員だった義兄でさえ仕事を休んで駆けつけたのに!!
パートの都合で通夜や葬儀の手配も一切しなかったそうです。葬儀は義兄が喪主になってとりおこなわれました。
しかし、義父にかかってた生命保険はしっかりゲットしたそうです。葬儀費用を負担したかどうかは知りません。
以下の話は旦那との結婚後だったので私も実際に目撃しました。
義兄嫁に子供が生まれたとき、トメにとっては初孫だったんですけど、出産直前までいたのにパートの都合で
またもや逃亡し出産の瞬間にいませんでした。これで、義兄嫁にもきっちり敵認定されてました。
義兄嫁は3年後にもう一人出産しましたが、その時もガン無視されてました。
義父の両親、大ウトメはこの頃まで義父家→遺産ゲトでトメ家に同居してましたが、大ウトの財産を使って有料老人ホーム
へ追い出されました。良いホームを探したり、そこへの引っ越しなどは義兄と旦那とでやってました。トメはお箸一膳を
引っ越し荷物に入れることなく、本当にまったく何にもしませんでした。そして引っ越しが終わって一言
「あの女(大トメのこと)が夫(義父のこと)を殺した。いなくなってせいせいした」
大トメは病弱で、義父は生前に頻繁に掛かりつけの病院へ送迎してました。そのことを言ったらしいです。自分は何も
しなかった癖に。
もっとも、トメの免許は義父に取り上げられてたそうですけどね。あんな自己中な人がまともな運転できるわけないです。
脇道から大通りに入る際も一時停止したこともなく、最後によりにもよってベンツに突っ込んだらしいです。
その後、大ウトメが老齢のため相次いで亡くなりましたが、どちらの葬儀でもトメを見かけませんでした。
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