教えた場所まで行くとB子らしき女性がいたので
声をかけると本人であるとの事で改めて挨拶。
そこで突然連絡をした事を謝罪した後に
現状の説明を再度した。
道すがら話を聞くと、
B子は間男の婚約者だと言う事、
3ヵ月後には式も控えていたと言う事が分かった。
泣きそうな顔をしながらも
冷静に勤めようとするB子を強い女性だなと関心してた。
家に到着すると外まで聞こえるんじゃないかと
言うくらいにA子と間男が騒いでた。
A子「俺男!いるんでしょ!ここ開けて!話を聞いて!」 間男「おい!こんな事してタダで済むと思ってるのか!
今なら許してやるから、ここ開けろ!」
熱でおかしくなってたかもしれんけど、
何だかその光景が面白くて声を出して笑ってしまった。
A子「何笑ってるのよ!いい加減にして!誤解なの!」 間男「お前何笑ってんだ!早くここを開けろ!」
このままじゃ部屋までいけないなと思ってテーブルをどかして、
先に俺がソファーを越えた後、B子の手を取ってソファーを乗り越えた。
その時、我慢できなくなったのか、
B子が風呂場に向かって静かに、
でも迫力のある声で話しかけた。