左手首に包帯を巻いて登校していた厨二病全開の俺がクラスで人気の女の子に告白された結果

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:26:05.40 ID:nJeac/kF0
はじまりは小5。
俺はおもむろに左手首に包帯を巻いて登校した。
もちろん怪我なんてしてないし、傷があったわけでもない。

強いて言うなら幽遊白書が好きだった。

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:31:41.16 ID:nJeac/kF0
気分はすっかり飛影だった。
学校では男子からも女子からも人気者だった。
「どうしたの?大丈夫?」とか心配されチヤホヤされた。
この大丈夫の対象は頭じゃない、と今でも信じてる。
そんな民間人に俺は愁いを含んだ表情で
「ちょっと、ね。気にしないでくれ…」と言った。

あと「ハハっ」みたいな意味深な笑いもつけたと思う。

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:32:52.92 ID:kUQyESdP0
飛影はそんなこと言わない

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:36:18.99 ID:nJeac/kF0
その頃俺は野球をやってて、運動もけっこうできた。
小学校では体育が出来る=モテるというアフリカみたいな方程式があったはずだ。
アフリカ行ったことないけど。
そのおかげで俺もそこそこモテた。
ある日、机の中のお道具箱に手紙が入ってた。

 

 

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:03:39.61 ID:1grg113g0
>>アフリカみたいな方程式

クソワラタwww

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:39:56.57 ID:nJeac/kF0
「○○ちゃんが話したいことあるから、放課後△△に来てね □□」
と書かれていた。
なんという回りくどい方法!
手紙を使った上に、さらに本人じゃない、という新手に俺は若干うずいた。
何を隠そうその時の俺は暗号に凝っていた。
これは間違いなく隠されたメッセージ、それも命に関わる……
何の疑いもなくそう確信した。

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:43:25.58 ID:nJeac/kF0
しかし全然そんなことなかった。
放課後、約束の地……つまり校庭のすみっこに行った俺は拍子抜けした。
そこにはクラスの子とその友達がいただけだった。
いや、これはデコイ。彼女たちは操られていて、どこかで見張られている!
そう解釈した。
もちろん違った。

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:46:08.51 ID:nJeac/kF0
普通に告白された。
その子はクラスでも人気のあるほうだったんだけど
その時の俺は幽白にはまってたので、こう答えた。
「3年、待ってくれ。そしたら結婚しよう」
小五じゃ三年後でも結婚できないことを忘れていたのは言うまでもない。
彼女はきょとんとしていた。

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:48:22.64 ID:nJeac/kF0
だけど俺は大いに満足だった。
「じゃ、ちょっとやらなきゃいけないこと…あるから」
と言って踵を返した。
やらなきゃいけない事というのは掃除だった。

次の日、俺は謂われのないいじめにあった。

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:50:24.99 ID:vJzovJ8Y0
wktk

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:51:14.40 ID:nJeac/kF0
いきなり男子から「おまww女好きww」みたいなこと言われた。
女子からは「何考えての?」とか言われた。
噂って広まるのはやい。
その日から俺のあだ名はなづけになった。
多分許嫁からきてるんだろけど、どうせならもうちょっとかっこいいのがよかった。

 

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:54:10.88 ID:nJeac/kF0
けど俺はむしろ大歓迎だった。
その頃の俺は、日常に退屈していて周りの人間にも辟易している
という設定だったからだ。
いじめをいいことに休み時間とかも外を眺めてぼーっとしてた。
時々、復讐の時…まだ早い…か。とか妄想しながら。
その時に耳に入る友達の遊んでる声はちょっと心に響いた。

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/05(土) 23:57:04.07 ID:nJeac/kF0
そんな感じで気付いたら卒業間近だった。
さすがにみんないじめにも飽きて、俺は「別に無害」みたいな立ち位置になっていた。
それより卒業式でやる劇の演目のほうが話題の種だった。
俺の厨二魂はふつふつと燃え上がっていた。

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:01:01.29 ID:8UYqcpTd0
「裏舞踏会」

これが俺が提案した演目だった。
さすがにこれは今思い出すと死にたい。
それまで「現代版桃太郎」とか「ドラゴンボール6-2」とか
そんな感じの微笑ましい流れだったが
俺の一言でそれが崩壊した。
司会係が「え?もっかい言って」って言ったのが本当に憎い。

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:04:04.43 ID:8UYqcpTd0
しかし結果はまさかの事態。
二位の「現代版桃太郎」に倍の票差をつけて
「裏舞踏会」が卒業式の演劇に選ばれてしまった。
ふふ…世界は俺を選んだ…。とか一人悦に入ってた。
それが大きな間違いだと気付くのはもう少し先のこと。

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:04:28.88 ID:3DiQuKyxO
もう止めろ。

心が痛い(ノ_・。)

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:05:02.53 ID:a4Zx8E3A0
ゴクリ……いったい何がおきるってんだ……?

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:06:29.70 ID:8UYqcpTd0
そうして当然俺が台本作り役に任命された。
一瞬、これ壮大ないじめなんじゃね?と思ったけど
思いの外みんな乗り気だった。
特に男子はようやく厨二病の覚醒が始まったらしく
早速あーじゃないこーじゃないと盛り上がってた。
一方、俺に告白してきた子はぽかんとしてた。

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:10:55.43 ID:8UYqcpTd0
主人公は生まれたときから左手に包帯を巻いていた普通の男の子。
片思いの好きな子がいて、その子はバレエ教室に通っている。
主人公はその子と少しでも仲良くなるために自分もバレエを習おうと決意する。
早速習いに行くがそこは妖怪が跋扈する闇の教室だった。
しかしそこで主人公は包帯を解き秘められた力に覚醒する。

みたいな内容だった。
もちろん却下された。特に女子から。

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:13:44.72 ID:1grg113g0
>>生まれたときから左手に包帯を巻いていた普通の男の子。

いや、それ普通じゃないだろw

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:14:47.08 ID:8UYqcpTd0
女子の言い分はこうだった。
話がかわいくない。←可愛い子の発言
犬を出してほしい。←俺に告白してきた子の発言
妖怪はやだ。←ブスの発言

そこで俺は思わず言ってしまった。
「おまえが妖怪役だ、ブス」

その頃は烈火の炎にはまっていて、俺は紅麗だった。
だからこれくらい言っても当然平気だと思った。
というより俺すげーかっこいいこと言った!輝いてる!とか思った。

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:16:41.34 ID:4b4A9rG20
ここから怒涛のいじめが発生
>>1は不登校に

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:17:18.96 ID:3DiQuKyxO
ご愁傷様です
(-人-)

ヒッキー誕生

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:18:10.64 ID:8UYqcpTd0
そこから先はもう修羅場だった。
それも俺が求めてる異能バトルみたいな修羅場じゃなくて
ブスが涙と鼻水と唾をまき散らしながら騒いで
その横で女子がひっどーいとかサイテーとか捲し立て
男子はケラケラ笑うというものだった。

「フン…消し炭にしてやろうか」と俺は心の中で毒づいた。
と思ったら発言してた。

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:22:58.26 ID:7HemnffZO
と思ったら発言していた


糞ワロチ

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:22:59.28 ID:8UYqcpTd0
多分ほとんどの人間が消し炭を理解できてなかった。
一瞬背筋が凍るような間があった気もするけど
女子は、なんかわかんないけどさらに悪口言った程度で
男子は、なんかわかんないけどこいつ反省してねえw程度だったと思う。
そのお陰で事なきを得た。
と思ったらブスが叫んだ。

「あんたこそ燃えて死んじゃあqwせdrftgyふじこ」
てめー聞こえてたのかwwwwって感じだった。

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:25:27.66 ID:CzCawnuV0
ブスは消し炭知ってたのかw

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:26:44.59 ID:BaZF2wFlO
なんという小学生ライフw

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:29:34.81 ID:RwYXwY4gO
なんかこのスレ懐かしくてキュンってする

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/06(日) 00:29:56.22 ID:8UYqcpTd0
そこでクラス一のイケメンが
「もう帰ろうぜ。今日Jリーグあるし」と言った。
大方の女子は頷いてた。さすがイケメン。
ブスは、え?マジで?ちょw待ってwみたいな仕草してたけど
みんなもう飽きてたんだと思う。小学生って怖いよな。
俺は心の中でどうこの劇で女子を貶めるかを考えてた。
もちろん斜め上を向いて遠くを見つめるようなポーズを取っていたのは言うまでもない。

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