『人を自●させるだけの簡単なお仕事です』→その衝撃の末路・・・

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210 :名も無き被検体774号+ :2012/07/27(金) 13:43:03.33 ID:H0TWczxL0

「お前」僕は聞きます、「携帯はどうした?」

「携帯? 持ってませんよ、そんなもの」

「携帯電話を持ってない? 今時の女子高生が?」

「必要ないことくらい見ればわかるでしょう。
いままで気付かなかったんですか?」
前髪をしぼりながら青空は言います

確かに、青空が携帯電話を持っても、
目覚し時計と化すのが目に見えています

211 :名も無き被検体774号+ :2012/07/27(金) 13:49:30.24 ID:H0TWczxL0

「なにをするつもりだったんですか?」

「知人に連絡して、遊びに誘ったりするつもりだった」

「断られますよ、そんなの」

「そうなれば尚良かった。お前傷つくだろうし」

「……そうですね。効果覿面でしょう」

「お前が人に会いたくなくて外に出たくないなら、
俺はお前を人に会わせて外に出そうと思ったんだ」

「間に合ってます。もう外に出てますし、
現にこうしてくもりぞらさんと会ってるんです」

「じゃあそれを継続しよう」と僕は提案します
提案と言うか、もう決定なのですが

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