松宮一彦《首吊り自殺》享年45(1999年)
代々木署の調べによると、松宮さんは自宅マンションの玄関内側のドアノブにネクタイを輪にして結び、首をつって自殺していた。
松宮さんと交際中の女性が28日午前1時17分ごろ、合いカギを使って部屋に入ったところ、松宮さんの遺体を発見した。死亡推定時刻は27日午後4時ごろとみられている。松宮さんはパジャマ姿で、両足を前に投げ出ししりを床に付けるような姿勢だった。遺体は同署に搬送され、早朝に駆けつけた松宮さんの母親が引き取った。遺書はなかったが、同署では状況などから自殺とみている。
一連のスキャンダルの影響もあって、松宮さんはラジオのパーソナリティーなどを打ち切られ、仕事のない状態となっていた。松宮さんは3度の離婚歴があるが、知人は「離婚した妻たちへの慰謝料の支払いも残っていた。経済的に苦しんでいたようだ」と証言する
二代目・桂枝雀《首吊り自殺》享年59(1999年)
3月13日夜9時ごろ、大阪・吹田市の桂枝雀の自宅で、3階廊下の手すりにつないだ紐を首にかけ、うずくまっている枝雀を家人が発見する。すぐに紐はほどかれ、市内の病院に搬送されたが、予断を許さない状態。息はまだあったが、当初このことは箝口(かんこう)令が敷かれ、一般には伏せられた。《中略》自殺未遂から11日後の3月24日に世間に知れ渡るところとなる。脳にダメージを負って植物状態が続いていた枝雀の容体が急変したのは4月19日。マスコミが一斉に報じたが、死因は心不全だった。
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