見たもの、聞いたものを全て忘れるように医者から言われて
薬も処方されてそれから1週間は「うぅぅ」
ってうめき声を上げてるしかなかった。
1週間過ぎぐらいにはだいぶ良くなっていたのだけど、
本当は親や医者をだましてた。
よくなってなんか無かった。
寧ろそのときからその「どーん」って音はずっと着いて廻ってた。
その後、学校に行こうと思いだしたころにAの存在を思い出した。
俺がそもそもこんな事になったのもAのせいだ。
あいつがあんなイジメをしなければこんな目にもあわなかった。
アイツは俺をこんな目にあわせる様な奴だから居なくなればいい。
そうだ、この「どーん」って言う音に頼もう。
って本気で思ってた。
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