ほどなく林に入ったと見え
窓に木の茂みが流れていった。
林を抜けるのに結構長くて30秒くらいかかった。
運転手はあれきり無言のまま。
いつまでこうしてなきゃならないんだろう
と思いながらも喋りかけ辛くてしゃがんでいた。
ふっと嫌な想像が頭を掠めた。
このままさらっていく気じゃないだろうな。
こっそり外を見ようか。
そろそろっと頭を上げ始めた時、運転手が言った。
「着いたよ」
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金もないのにタクシーの運転手に無理やり乗せられた!しかし車内で背筋の凍る事実を聞かされる・・・
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